第744号 2023/2/25 「からっぽの手で」
☆………………………………………………………………………………………☆ ☆ Let's go spiritual with your angels☆ 第744号 2023/2/25 ☆ ☆ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄☆ ♪人生をエンジェリックでハッピーにしたい、あなたのために♪ ☆1… からっぽの手で ……………………………………………………………☆ この世界では、「手にいれる」ことに多大な意味があります。 財産、名声、地位、能力、家族、恋人、友人、家や車・・・・ 私たちは、この世界で過ごす年月が多いほど渇望し、 何かを手に入れることに必死になります。 愛の視点を取り戻した今、そのことを静かに眺めるなら、 自我は実在しないからだ、ということがわかります。 虚無(自我)は飢えているのは当然で、自分は無だと知っているのですから、 それを埋めるためにあらゆるものを欲するのは当然です。 その自我の飢えに振り回されれば、決して満たされないものを満たすために奔走し、 人生をあっという間に浪費してしまいます。 そうならないために、私たちには、救いの手が差し出されているのです。 この世界には、追い続けようと思えば、いくらでも可能なほどに様々なものがあります。 欲しい物を見つけ、手に入れて、一瞬の間満たされた気分になり、 また次の欲しいものへと・・・・ その輪の中で、誰もが、それぞれが違って見えても、繰り返しでしかなく、 そのことで自分が幸せになっていないことに気づくのです。 私たちはすでに差し伸べられた救いの手を取り、その輪から抜ける道を歩んできました。 私たちが見つけたものは、この世界で見つけられるどんなものよりも素晴らしく、 今まで私たちの心を惑わせてきたあらゆるものの魅力が、褪せてしまうほどです。 そのことをはっきりと認識していなくても、私たちの中で自我の渇望は小さくなり、 満たされているという感覚の中で、心はゆったりと安心しています。 私たちがどれだけのものをこの世界で獲得したとしても、愛の中へと完全に戻るときには、 この世界で獲得したと思ったすべてを、ごく自然に手放してしまうでしょう。 とはいえ、この世界では依然として、私たちに必要があるかに見えます。 だから自我は、私たちに、欲望を手放してはいけない、必要を追いか